ピルを飲むことについて、彼は、好きなら飲めるはずだと言った。私は、好きならそんなことは頼まないはずだと思った。価値観の違いだ。どうしようもない。彼は、女は従順であることがスタート地点だという考えの持ち主だった。ピルを飲んだり、アナルをなめ…

あの日、私は久々に彼とお酒が飲めると思って、深夜の繁華街でひとり待っていた。日付も変わり、人もまばらになった頃、彼から連絡がきた。彼はお腹が空いたのでワタミに行きたいと言ったが、私はどうしても静かにお酒を飲みたかったので、バーに行くことに…

あっけない終わりだ。彼に、ほかの男、しかも複数とセックスしたことを話した。セフレなのだから、楽しく話を聞いてくれるのかと思った。しかし、予想に反して彼はかなり動揺していた。怒り、悲しみ、申し訳なさ。いろいろな感情が彼の中にあるようだった。…

結局彼に会ってしまった。そのことに関しては自分に対する言い訳も済んだのでよしとして、ここにきて少しずつ彼の気持ちが明らかになってきた。・もっといい男いるでしょ・やっぱり俺が一番いいんだね・最中に抵抗するなよ・すぐ怒るじゃん・まともなのにあ…

彼の嫌だったところ夜遅くに電話してくるところいきなり会いにくるところ会ってもセックスしかしないところ折り返しの電話をしないところ誕生日プレゼントをくれないところこちらの行きたい店をすべて却下してくるところどんなときでもドライブフェラを要求…

彼の言い分はこうだった。彼の会社はとても忙しい遠距離である私は今の仕事を続けたい結婚するなら仕事をやめなければならない知らない土地で暮らさなければならないわたしにはこれからいろんな出会いがあるその可能性を摘み取ることはできないだから、付き…