落ち着いている

締め切りまで何もしない

昭和の時代、令和の時代

今年から私の上司になった男性は、

女性は腰掛けで仕事をして、結婚したらやめればいいから、と雑談の中で当然のように言い放ったり、

男性に子育て関係の資料を渡してもいいか聞いてきたり、

これからは女性も働く時代だし、

男性も子育てをする時代だと

建前だとしてもそう教えられて育った私には

結構カルチャーショックだった。


おそらく、世の中が男女平等を掲げても

違和感を覚えている人は少なくないだろうとは分かっていた。

しかし、それを公に口に出すことはなんとなくためらわれるというのが今の時代だと思っていた。

だから、なんのブレーキもふまずに、そんなことを言う上司にとてもびっくりしたし、

今日までにそういう人に出会ってこなかった私はもしかして幸運なのかな、と思った。


あと、私のことを見下しているのか

呼び方が『あなた』になることがある。

そして私の机の引き出しを私の目の前で勝手にあけてみたり、

マニュアルも自分で作るのが面倒なのか私の机にあるものを勝手にとっていく。私の目の前で。


なんかこわいわ、と思いながら

今日も会議に手ぶらでやってきた上司を

冷たい目でみてしまう。


今日何もいらないって聞いたから、手ぶらでいいよね?と本当に携帯だけ持って会場にやってくるので、苦笑いしかない。