夏のおわりが近づいている

要約すると、かわいくない、ということだ。

夜中に電話をかけてきて、延々説教じみた話をされた。

他人に興味がない、すぐ諦める、ねちっこく、すぐ意地悪いことを言う。がんこで、こだわりが強い。生意気で、お前は冷たい人間だ、と。

最初は、完全に悪口じゃん、夜中になんの仕打ちだよ、と思ったけど、だんだん私はこういう風にこの人からは見えているんだと思うと悲しくなった。

私は尽くすタイプなので、ピルも飲むし、始発で帰るし、1時間以上コンビニで待たされても何も言わない。

いろいろ我慢してきた結果、相手が私のことをこういう風に思っているというのは、結構ショックだった。

ただ、いきなりこんな電話をかけてきたのには理由があって、それは私が先日昔の彼氏とどんなエッチをしていたか散々話したのだが、それが嫌だったのでその報復なんだそうな。

なぜその話をしたのかというと、電話男のエッチが下手で前戯もないのでいらいらしたからだ。

でもそのことは全く伝わっていなかったようで、今度会ったらお口でたくさんして、といっていた。

わたしはずっとギブし続けていると思っていて、いつかあるはずのテイクを信じていたけど、たぶん向こうもギブし続けていると思っていて、口ですることやその他諸々のことは、彼にとってはギブのカケラですらないのだ。